最近、旅先で可能な限り荷物を減らす「ミニマリスト」が流行っていますね!人によっては小さなリュック一つでサクッと海外へ旅立ってしまう人もいます。
そんなミニマリストに今や必須といえるのが、マネークリップ。通常の財布ならかさばってしまう紙幣もスマートに持ち運ぶことができます。
コンパクトに持ち運べますが、最大のデメリットは紙幣とカードしか収納できないこと。小銭は別途ポケットに突っ込む人が大半なようですが、それってスマートじゃない。
しかーし!そんな人たちのために、画期的な商品が登場しました。それが、今回記事で紹介する「小銭の入るマネークリップ」です。一時期、Twitterでも話題になっていました。
今回は、小銭も入る画期的なマネークリップ「C-wallet」を実際に比較・レビューしつつ、海外の紙幣も使いながら紹介していきたいと思います!
C-walletの商品レビュー
スペックと特徴
じゃじゃん!こちらが小銭の入るマネークリップ「C-wallet」の外観です。財布は黒の本革仕様で、シルバークリップとのコントラストで高級感溢れるデザインになっています。
これまで、「マネークリップだけど小銭も入るよ!」という製品はあるにはありました。ただ大抵の製品は財布にクリップがくっついたような形で、クリップはおまけ程度だったんですよね。
本製品はマネークリップの良さを最大限引き出しつつ、小銭入れもセットになっているので、コンパクトかつスマートに支払いが可能になっています。画期的だ・・・!
軽く全体の外観を見ていきます。
C-walletの小銭入れ部分。マチが付いているので、コイン10枚〜15枚程度までなら収容可能です。
左右対称の形状になっていて、片側に紙幣、もう片方にカードを収納可能になっています。
あくまで最低限の収容が前提ですが、お会計に必要なものは全てC-walletに入れて持ち運ぶことができます。いちいち、バッグ内や別ポケットに小銭入れを入れて持ち運ぶ必要もなし!
通常のマネークリップと比べればやや大きいですが、一般的な財布と比較すると圧倒的にコンパクト。可能な限り荷物を減らしたい人には最高の商品ですね〜。
Ichione C-wallet マネークリップ | |
サイズ | W55㎜×D20㎜×H70㎜ |
重量 | 約87g |
カラー | ブラック×シルバーのみ |
収容数 | 紙幣:片面15枚程度 |
カード:片面4枚程度 | |
小銭:10枚程度 | |
価格 | ¥12,960 |
実際の使用感について
機能はわかったけど、実際にお金を入れてみなけりゃ使用感がわからない!ということで、まずは普段使う日本円を収めてみました。
紙幣は最大15枚程度まで収容可能で、片面だけ挟む形であれば倍の30枚は一度に持ち運べそうです。
マネークリップを使う人は紙幣を大量に持ち運ぶケースが多いと思うので、この収容力は魅力的。
紙幣とカード、小銭を全て収めてみました。多少厚さはあるものの、かなりスマートに収まりました!
一般的なマネークリップと比べると、重量感・厚みがあるので最初だけ違和感がある可能性があります。が、これまで通常の財布を使ってきた人間からすると、非常にコンパクトだなと感じますね。
何より、外出する際はC-walletとスマホ・鍵だけ持っていけばいい・・・という圧倒的スマートさはミニマリストからすると大変魅力的です。
一般的なマネークリップ・財布との比較
サイズ・収容性を比較
C-walletの魅力は十分伝わったと思うので、次は一般的なマネークリップや財布とのサイズ比較をしてみたいと思います。まずはシンプルなマネークリップとの比較から。
並べてみると一目瞭然ですが、当然コンパクト性能は一般的なクリップに軍配が上がります。
紙幣・カードを挟むとほとんど変わりませんが、C-walletは本体の重量があるので、超軽量仕様のクリップが好きな人には向かないかも。
せっかくなので、先日10日間のタイ旅行に行った際に持って帰ってきた「バーツ」を使って比較検討していきます!
タイでは電車・バス移動の際によく小銭を使うので、通常のマネークリップだと何度も小銭入れを出さなくてはいけないので大変なんですよね。
まずは一般的なマネークリップに紙幣を挟んでみました!当然、小銭は全て収まりきらないので別の財布に入れるか、ポケットに突っ込んでおく必要があります。
続いてC-walletに収納してみたんですが、合計で11枚と思った以上に小銭を収容できて驚きました!
小銭の中では最も単位の大きい、2ユーロと同じデザインの10バーツ硬貨は日本の500円玉と同じぐらいのサイズがあるんですが、3枚とも全て収容できました。
小銭入れのマチが結構大きいので、これだけの枚数収容可能なんですね。工夫すれば最大15枚程度入ります。
コンパクトな財布としてグッドデザイン賞を獲得した「薄い財布」が有名ですが、あちらは小銭が最大10枚までしか収納できないので大きな差別点ですね。
口が大きく開くので、一覧性が高いのも好ポイント。レジで実際に使ってみましたが、細かい小銭を出す際もそれほど困りません。
普段、日常利用および旅先で使っている「abrAsus 旅行財布」も一緒に並べてみました。比較しやすいよう、それぞれ同程度の紙幣・小銭・カードを収容しています。
パッと見、正面からだとサイズ的にはそれほど変わらないように見えます。ただスマートさはマネークリップ勢に軍配が上がりますね!
▼abrAsus 旅行財布の詳細についてはこちら
旅で使う財布は「abrAsus 旅行財布」がスマートでおすすめ!【レビュー】
続いて、厚みを比較します。当然、小銭もカードも収容していない一般的なマネークリップが一番薄くスマート。
C-walletは最薄部に関してはマネークリップとそれほど変わらないものの、全体的には旅行財布と差異がないように見えます。薄さを追求した商品ではないので、当然といえば当然ですね。
一般的な財布は紙幣・小銭を突っ込むほどボリュームアップするのに対し、C-walletは強力なクリップで挟んでくれるので、それほど厚みが変化しないのが差別点ですね。
お札・カードの取り出しやすさを比較
続いて、マネークリップで重要な「お札・カードの取り出しやすさ」を比較していきます!
コンパクトさよりも、こちらを重視してクリップを利用し始める人もそこそこいるんじゃないでしょうか。
まずは一般的なマネークリップから。非常に軽量なので、取り回しがしやすいです!ただカードと一緒に紙幣も挟まなくてはいけないので、取り出しがやや困難。
紙幣だけの会計ならサクッとできるので便利ですね。
カードを出すのは特に大変で、紙幣ごと引っこ抜かないと取り出すことができません。
製品によってはカード入れと別々になっているものもありますが、個人的にはそちらのほうが好きですね・・・。
一方、C-walletは紙幣とカードが独立しているので収容数も多く、会計時にはサクッと出すことができます。
特にマネークリップ初心者にはありがたい機能です。
一度紙幣を使って会計してみましたが、驚くほどスマートに済みました。今後はマネークリップをメインの財布に使おうと、強く思いましたね。(笑)
カードで会計をするときも、裏返してサクッと出すことができます。クリップの挟む力が強く、クレジットカード程度の厚さがあれば1枚から収容できるのもポイント。
そして!小銭入れが付いているC-walletなら、例えば「5,074円」分をお会計する場合でも、サクッと小銭を出して支払いができます。
これまでのマネークリップだと小銭は気にせず紙幣を渡すか、一度店員さんに待ってもらって小銭入れを出す必要があったため、会計が圧倒的にスマートになります。
支払いが紙幣・カード前提のお金持ちの場合だと、一般的なマネークリップのほうが持ち物が少なくスマートに済むでしょう。
ただ、多くの人は一々小銭を出して支払いをしたいし、全てが全てカード払いをするわけではないため、何かと小回りの効くC-walletのほうがしっくりきます。
上記の理由でマネークリップを敬遠していた人には、ぜひ一度使ってみてほしいと思える商品でした。特に海外旅行でどの程度スマートに使用できるか、非常に楽しみです!
C-walletを使用してのメリット・デメリット
C-walletのここがダメ!
続いて、C-walletを実際に使用してのメリット・デメリットを伝えていきます。
一つだけ使用していて非常に残念な点があって、それが「小銭入れの留め具が外れやすい」ことです。
ある程度枚数が入るけれど、留め方を工夫しないと勝手に外れて小銭をぶちまけてしまう可能性があります。
一般的な小銭入れと違ってC-walletは両サイドにクリップが付いているため、留め具同士が斜めに合わさる形になって隙間ができてしまい、上から抑える程度では完全に固定できません。
小銭量が少なければ問題ありませんが、量が増えれば増えるほど固定が甘くなっていきます。
確実に留め具を固定するためには、クリップと本革の隙間に手を突っ込んで留めなければならないんですが、爪がクリップに挟まれて毎回痛い思いをします!
小銭の量が多い場合は毎回この作業をしなくてはならないので、使用するのがちょっと億劫になります。仕様上仕方がないものの、個人的には一番残念なポイントですね。
C-walletのここがいい!
使ってみて感じたメリットはたくさんあるので、すでに紹介した点については下記にまとめておきます。
[aside type=”boader”]
【C-walletを使うメリット】
- 本革仕様で高級感溢れるデザイン
- マネークリップに小銭入れが付いているので、全体の荷物量が少なくなりスマート
- 紙幣とカード入れが独立しているので、収容数が多くなり取り出しも簡単
- 小銭入れの収容性が多く、メインの財布としても十分使える
もう一点だけ、素晴らしいメリットがあります。それは、「他とは違うデザインで注目されること」です!
マネークリップを使っているだけで興味を持つ人もいますが、C-walletは小銭入れまで付いているので注目されること間違いなし!
まだ使用して日にちが浅いため誰にも声をかけられていませんが、友人が使っていたら真っ先に「なにその財布!?」と突っ込む自信があります。(笑)
旅先で使えば確実に話題のきっかけになるので、コミュニケーションを生み出す手段として利用すると面白そう!
自意識過剰かもしれませんが、会計をするときでも「この財布、スマートだろう!?」と心の中で思いながらレジに並んでいます。使っていて楽しいのも、メリットの一つですね。(笑)
おわりに
というわけで、以上「小銭も入るマネークリップ”C-wallet”」の商品レビューをお届けしました!さすが話題になっていただけあって、素晴らしい商品でした。
C-walletを手に入れたい方は、クラウドファンディングサイトのMakuakeより¥12,960で購入できるようです。ただし数が少なく、2017年7月30日時点で残り9つしかないので急いだほうがいいかと。
今後、Amazon・楽天など通販サイトでも販売される可能性があるので、売り切れていた場合でも要チェック!ぜひ、一般販売も行ってほしいですね。
それでは!