東南アジアで随一のお金持ちの国、ブルネイといえば!莫大な富が注ぎ込まれた「オールドモスク・ニューモスク・ブルネイ王宮」が象徴的。
全ての施設に純金・イタリア製の高級大理石が使用されており、その壮観さは「ヤバイ!豪華すぎる・・・!」としか思えないほど。
「アジアで最も美しいモスク」と言われる場所や、「王様が実際に住んでいる巨大な王宮」が存在するらしいです。これは、実際に見て回るしかない!
- オールド・ニューモスク&王宮の営業時間
- 各観光地への行き方・アクセス方法
- オールドモスク・ニューモスク・王宮への旅行記
そこで今回は、ブルネイ観光で定番となっている「オールドモスク・ニューモスク・ブルネイ王宮」を全て回ってきたので、アクセス情報や旅行記をお届けします!
オールド・ニューモスク&王宮の営業時間
営業時間 | 定休日 | |
オールド・モスク | (土〜木)8:30〜12:00 13:30〜15:00 16:30〜17:30(金) 16:30〜17:30 | なし |
ニュー・モスク | (月〜水・土)8:00〜12:00 14:00〜15:00(日)10:30〜12:00 14:00〜15:00 | 木・金 |
王宮 | 24時間 | 内部見学は常時不可 |
オールドモスク・ニューモスクは営業時間内であれば、観光客でも内部を見学できます。ただ少し変則的で、1日に何度か休憩時間があるため要注意。
観光客が内部見学できる範囲は限られているため、15分もあれば十分。ただ午後以降だと暑くなるし、時間も短いため午前中の見学がおすすめです。
王宮に関しては実際に王様が住んでいる宮殿のため、観光客の見学は原則不可。門の外から見る分には自由なので、いつ訪れてもOKです。
[aside type=”normal”]王宮はラマダン明けの3日間のみ一般開放されるそうで、豪華なパーティーに参加できたり、王族の方々と握手ができるそうです。これはぜひ行ってみたい・・・![/aside]
オールド・ニューモスク&王宮への行き方・アクセス方法
3箇所の位置を上記の地図にまとめました。オールドモスクに関しては、市内中心部から近いため徒歩でフラっと訪れることが可能です。
ニューモスクは市内中心部から少し離れているため、「市内バス」でのアクセスがおすすめ。BSB駅から01番台のバスに乗れば、1ドルでアクセスできます。
ブルネイ王宮に関しても徒歩では厳しい位置にあるので、市バスで往復しましょう。こちらは市バスの40番・50番に乗ればアクセス可能です。
▼ブルネイの移動には市バスが便利!詳しい乗り方は「【ブルネイのバス事情】市内バスの乗り方・時刻表・路線図まとめ」にまとめています。
【ブルネイのバス事情】市内バスの乗り方・時刻表・路線図まとめ
総工費US500万ドル!昼&夜のオールドモスクを見学
ブルネイ到着初日。ホテルから徒歩10分ほどの位置にある、「オールドモスク(スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク)」を見に来ました!
夜の時間なので内部の見学はできませんが、施設の門自体は早朝〜夜遅くまで開いているのでいつでも見学可能です。夜はライトアップされていて美しい!
こちらはブルネイを代表するモスクで、世界中からあらゆる豪華品を集め、総工費US500万ドルを費やして1958年に建造されたんだとか・・・。
モスクからすぐ隣にある公園「エココリドールパーク」へと通じる通路。もう、この通路自体は一種の芸術みたいな美しさを放っています・・・。
公園をグルっと回り、池越しに撮影してみました。手前には宝船もあって、こちらもライトアップされていて非常に美しい!
別の日。せっかくなら内部見学もしたかったので、再び訪れました。ちなみにモスクのドーム部分は全て純金で、イタリア製の大理石もふんだんに使われているよう・・・!
昼・夜に限りませんが、周囲の池を入れて撮影するとより美しく撮影できますね。
それでは、内部を見学させていただきましょう!内部は写真撮影NGですが、入場料はなんと無料!ノートに名前・国籍等を記入するだけで見学できます。
内部を見学させてもらった印象は・・・想像以上に広い。惜しげもなく大理石が使われており、ひと目で「めっちゃ金かかってるな」と理解しました。
特に印象に残ったのは、階段の横にエレベーターが設置されていたこと。美しく伝統的な外観でありながら、機能性まで取り入れているわけですね。
こちらの宝船、ただのオブジェクトかと思いきや、渡ることもできるらしい。
背後にある公園からオールドモスクを撮影してみました。ゴミが一つも落ちておらず、隅々まで手入れされていて美しいですね。これぞブルネイといった感じ。
名称 | Omar Ali Saifuddien Mosque |
住所 | Jalan McArthur, Bandar Seri Begawan BS8711 |
アクセス | ブルネイ市街から徒歩約10分 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | (土〜木)8:30〜12:00 13:30〜15:00 16:30〜17:30(金) 16:30〜17:30 |
ブルネイで最も大きいニューモスクを見学
続いて、5000人もの信者を収容可能・ブルネイで最大級の大きさを誇る「ニューモスク(シャメ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスク)」へやってきました!
現国王の即位25周年に合わせて、1994年に建設されたそうです。なんとこちら、国ではなく王様のポケットマネーから支払われたよう・・・!
名前の通り見た目は近代的ですが、オールドモスクに劣らず高級な素材が惜しげもなく使われています。
ニューモスクともなると、周囲にある扉すらオシャレ。こちらもおそらく、純金が使われているのでしょう。ピカピカです。
ニューモスクの敷地内に当たり前のようにあるベンチ。こちら、総大理石を切り出して作られているらしく、たった1つで1000万円以上の値がするのだとか・・・!
実際に近づいてみても、継ぎ目一つありませんでした。こんなベンチがそこらにたくさんあるんだから、だんだんと頭がおかしくなってきます。(笑)
個人的にすごく気に入ったのが、こちらのニューモスク背後にある入口。正面にはエレベーター、床・柱はイタリア製の総大理石仕様になっているとのこと^^;
デザイン・素材の高級さから全て「おとぎの話」で聞くようなものばかりであり、正直に言いますと、生まれて初めてここまで美しい建築物を見学しました。(笑)
背後には、こちらもスター型になった美しい噴水。
これまで東南アジアを回って「美しい」と言われる様々な王宮・寺院を見てきましたが、いずれも「おら!これだけ豪華なんだぞ!」と誇示する目的で作られたように感じました。
ニューモスクも例外ではないかもしれませんが、前者は少ない資源でやりくりした印象が拭えないのに対し、後者は素で美しく超豪華、といった印象を受けましたね。
東南アジア特有の「とりあえず金色にしとけばええやろ」感がなく、品のある総大理石仕様で、金ピカな部分があるかと思いきや全部純金仕様というね。(笑)
今回訪れたのはたまたま入場ができない日で、日程的に余裕がなかったため見学することができませんでした。噂では「目に焼き付けたい豪華さ」だと聞くので、非常に残念。
オールドモスクと比較して入場できる日・時間が限られてしまうため、短期旅行の場合は要注意!見学できる時間に合わせて日程を組むことをおすすめします。
名称 | Jame Asr Hassanil Bolkiah |
住所 | Sultan Hassanal Bolkiah Highway | or Jalan Jame Asr, Bandar Seri Begawan |
アクセス | BSBから01系統バスで5分 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | (月〜水・土)8:00〜12:00 14:00〜15:00(日)10:30〜12:00 14:00〜15:00 |
これぞ贅沢!王様が住むブルネイ王宮を見学
最後に、こちらもブルネイを代表する建築物である「王宮(イスタナ・ヌルル・イマン)」を見学させていただきましょう!現国王が生活されている王宮です。
当然、一般庶民の内部見学は原則NGですが、ラマダン開けの3日間のみ無料開放されるらしい。かなり日は限られるけれど、ぜひとも訪れてみたいところ。
普段は正面の門から内部を眺めるだけなので、必ずしも来る必要はないけど、個人的には見ておく価値があるかなと。
王宮の広大な敷地。こちらで乗馬でもされるのでしょうか。
一瞬で見学が終わってしまったので、近くの公園に遊びに来ました。公園の隅々まで整備が行き渡っており、非常に気持ち良く滞在することができました。
王宮の周囲には公園以外何もなく、かつ市街地から遠くて市バスでアクセスするしかないので、時間に余裕がある場合には訪れてみることをおすすめします!
名称 | Istana Nurul Iman |
住所 | Jln Menteri Besar, Bandar Seri Begawan BA2112 |
アクセス | BSBから40・50番バスで10分 |
入場料 | 無料 |
営業時間 | 24時間(内部見学は原則禁止) |
おわりに
というわけで、今回はブルネイを代表する観光地の「オールドモスク・ニューモスク・王宮」を実際に観光してみた様子をお届けしました!
やはり、ブルネイといえば潤沢な富で建築されたモスク・王宮が超有名ですし、人々の暮らしぶりを少しでも垣間見れたので、いい経験ができました。
何より、「建築物を見る目が養われた」のが個人的には良かったですね。(笑) ぜひ写真だけではなく、実際に訪れて見学していただきたいところ!