昨日は標高450m・土佐の名水が飲める神峰寺を訪れました。強烈な坂を登って進んだですが、美味しい水のおかげで救われましたね〜。
本日はいよいよ、高知県の景勝地・室戸岬へと向かいます!この岬を越えれば、いよいよ最後の道場「徳島県」が待っています。いざ、出陣です!
それでは本日も行ってまいります。
道の駅田野駅屋と荷物の軽量化
おはようございます。今朝は道の駅田野駅屋にて起床。
非常に快適に寝ることが出来ましたが、ちょっと虫が多いのが厄介ですね。(笑)
今日は天気予報では雨予報だったんですが、なんと朝から晴れています!素晴らしい!
雨だと調子もおかしくなりますが、晴れてくれさえすれば快適に進む事ができます。今のうちに出発だ!
赤の矢印がこれまで進んだ場所で、青が残りです。
今日の目標地である室戸岬を越えれば、いよいよ遍路も最終章へと進むことになります。
もうすでに1ヶ月半近く歩き続けているし、遍路をしながら次なる目標も出来たので、あとは残りの札所を打ちつつ無事に自宅へと帰還するだけですね。
道の駅田野駅屋にはローソンが併設されているので、朝から寄っていきます。
いよいよ徳島県の1番札所まで距離が縮まってきたので、ラストスパートをかけるために不要と思われる荷物を自宅に送りました。
- ソーラーチャージャー
- レインウェア
- サバイバルシート
- 水着
- ニット帽子
ソーラーチャージャーは梅雨時期では活躍しないし、雨続きでもこれほど暑ければいくら優秀なレインウェアといえど汗だくになってしまいます。半袖でも汗かきまくりですから。
季節的にサバイバルシートとニット帽はいらないし、水着も今後の予定上不要になったので送り返しました。
これで2kgほど減量に成功です。バックパックは直接背負うので、2kgでも全然負担が違ってくるんですね。
第26番札所・金剛頂寺
荷物を送り返してから早速出発したんですが、なぜか雨が降ってきた・・・。
と思ったら再び晴れ間が出てきました。室戸まで残り22km。
湧き水ポイント。おいしい水を飲むと幸せな気分になります。
あれ?また天候が怪しくなってきました。
室戸市に突入です!と同時に再び天気が回復してきました。
梅雨時とはいえ、いくらなんでも天候が不安定すぎです。(笑)
室戸岬へ向かう途中にあった休憩所。
トイレ付きで虫も少なそうなので、快適に寝られそうです。
室戸岬まではまだまだ遠いです。
本当の岬はこの山を越えた向こうにあります。
次なる札所・金剛頂寺までは残り10km!
室戸岬まで頑張って歩いていると、再び休憩所を発見。
この辺りはトイレ付きの休憩所がかなり多いようです。旅人にはありがたいですね。
再び東屋。トイレはありませんが、休憩は出来ます。
この辺りでお昼の時間になったので、急いでいましたがしばし休憩します。
疲労でいつの間にか爆睡していたんですが、なんと近所のおばちゃんが差し入れを持ってきれくれました!ありがとうございます!
おかげ様で、早めに昼飯と昼寝を済ますことが出来ました。これでドンドン先へ進めるぞ!
道の駅キラメッセ室戸。今日は時間がないので、軽くトイレ休憩だけして次へ向かいます。
逆打ちの場合、次の札所・金剛頂寺までの遍路道は非常にわかりづらいんですが、道の駅を少し進んだ場所に遍路道の入り口があります。
進行方向とは逆方向に設置されていて、なおかつ看板も何もないので自分も一度はスルーしちゃいました。(笑)でもgoogleMapには表示されていたので、マップを見ながら進めばわかるかと。
遍路道を進みます。途中の道までは結構急勾配です!
第26番札所・金剛頂寺。
室戸岬にある札所の一つで、静寂に包まれていてとても気分の落ち着くお寺でした。
金剛頂寺を打ち終えて、再び遍路道を下っていきます。途中、間違いで面白い写真が撮れました。(笑)
第25番札所・津照寺
遍路道を下って、次なる札所へと進みます。室戸市内まで残り2km!
室戸市内から小山を登ったところに、第25番札所の津照寺があります。
他の札所と違って、竜宮城を思わせるようなデザインのお寺。仁王門や本堂がかなり特徴的ですね!
無事津照寺を打ち終わりましたが、室戸岬最後の最御崎寺までは残り6km。
現在時刻は16時なので、17時の納経所営業終了ルールに間に合いません。(笑)仕方ないので、一旦室戸市内をウロウロすることに。
ここから先は、徳島まで行かないとまともな補給所がないため、今日明日の分の食料を確保しておきます。このスーパーが周辺で一番大きかったです。
高知の景勝地・室戸岬へ
一通り室戸市内を見まわったあと、いざ室戸岬へと向かいます。
残り5kmですが、徒歩だとこの距離でも非常に遠く感じます。早く辿り着きたいです・・・!
室戸岬までの道を進んでいると、ある地点から非常に美しい景色へと変わっていきました。
いよいよ、岬まで進んでいるんだなという実感が湧いてきます。目標地点まで残り少しです!
室戸岬の海側ではなく、山の中を進んでいく「室戸スカイライン」。
逆打ちなら本来はこの道を通って最御崎寺へと進むことになるんですが、営業終了しているので一旦スルーします。
室戸岬までの最後の直線。あとすこし・・・!
中岡慎太郎像!龍馬とともに幕末に活躍した志士です。
この像は室戸岬の先端にあります。ということは・・・?
室戸岬、いよいよ到着ですー!万歳ー!!!!
ようやくここまでやってくる事ができました。残るは徳島県の難所のみですね!疲れたー!
しばし室戸岬周辺を探索します。他に誰もいないので独り占め状態です。
ここで寝床を探していたんですが、周辺にトイレはあるもののまともに野宿出来そうな場所がなく、結局最御崎寺の駐車場で野宿することに。
朝起きて、直接参拝も出来ますからね。というわけで、最後の山登りスタートです。
遍路道を登っていきます。途中、テントを晴れそうな東屋を発見しました。
ただ周囲に水がないので汲んでくる必要があるのと、確実に大量の蚊がいるのでテント必須ですね。
そして!第24番札所・室戸岬の先端にある最御崎寺に到着です。
明日、起床したら朝一で参拝しようと思います。
本日の寝床、最御崎寺の駐車場に到着です。
東屋はありませんが、ベンチとトイレはあります。大量の虫がいるのがネック。
ちょうど夕日の時間だったんですが、ふと海側を見ると凄まじい光景が広がっていました。
この夕日・・・!ここまで美しい夕日を見たのは初めてかも。
実際に見ると迫力が凄くて、これでも全然伝えられていないほうです。それでも美しい!
最後に歯を噛みしめて登ってきましたが、必ずこういったサプライズを用意してくれるもんなんですね。感激です・・・!
室戸岬から眺める夕陽。動画で見ても美しい。 pic.twitter.com/zoaMmZooGw
— よねすけ⚓︎四国逆打ち歩き遍路@徳島 (@yonesukez) 2016年6月30日
動画で見ると、より美しさがわかるかもしれません。
本日はこの駐車場で寝ることにします。おやすみなさい!
本日の走行ルート
※遍路道を通っているので、実際のルートとは異なる場合があります。