前日からテントを張って、「奇跡の秘湯」を訪れた今日。
なんと今日から入浴できるらしい!今年初入浴者になったぞ!
道中、腹を下して数回死にかける。これだけはアカン・・・。
一昨日の記事:知床峠(標高738m)に到達しました!50人以上の観光客に囲まれて有名人気取り。【日本一周】
奇跡の秘湯
昨日は、知床国立公園の公衆トイレ横にて宿泊。
一昨日は雨が降っていて、夕方まで停滞していたのだ。
それが体を動かさないとどこかむしゃくしゃして、結局ここまで移動。
こんな場所にテントを張りました。
普通に熊が出てもおかしくないらしいから、ちょっと怖かった。笑
なぜ、ここにテントを張ったかと言いますと・・・。
これ!「セセキ温泉」という場所のために一夜を過ごした。
引き潮時にしか現れない温泉で、秘湯と呼ばれている。
なんと今日(7/1)から入れるらしい。それで昨日からテントを張っていたのだ。
温泉は2つに分かれており、片方は源泉。もう片方は温泉用。
準備をしている間に数組訪れたけど、皆足早に去っていった。
なぜか?それはこの温泉が混浴で、かつ国道にガッツリ面しているため。
すっぽんぽんな姿が国道からバッチリ見られるという、素晴らしい場所。笑
海に面しているだけあって、眺めは最高。
ただ今日はあいにくの天気。海霧がかかっている。
ベストシーズンに来たら、きっと最高の場所に変化するだろう。
とりあえず足だけ浸かってみる。
・・・温かい!というか、むしろ熱い!こちらは源泉用の温泉。
人が入る方の浴槽(?)は水温が冷たく、とても入れる雰囲気ではない。
裸を晒してもいいから入ろうと思っていたのだけど、残念だ。
ちなみに、恐らくだけど今年初で浸かった人入りできたと思う。
やったー!2015年初浸かり!(足だけ)
最高の場所だよなぁ・・・。
ちなみに、裸でなくても水着で入って大丈夫だそうです。
もし裸オンリーなら、女性を見に男性陣が殺到するだろうな。。。
ええ場所やった。昨日からテント張った甲斐があったわ。
徹夜でアップルストアに並ぶ人の気持ちが少しだけわかったかも。
さて、十分足湯を満喫したから、そろそろ行くかの。
荷物をまとめて、次なるスポットへレッツゴー!
日本最北東端地!
さて、ここからさらに知床半島を北上していく。
完全な先端である知床岬までは行けないが、途中までなら道が続いてる。
せっかくここまで来たから、限界地点まで行ってみよう。
再び無料露天風呂。
そう、ここ羅臼側の知床半島には、無料の温泉が密集しているのだ。
ここまで来たら、全身浸からねば!温泉へダーイブ!
・・・この場所もお湯が熱い!
旅行中のおっちゃんとも喋っていたのだけど、本当に熱い。
なんなの?この周辺は皆熱いお湯好きなの?
ちなみにこの相泊温泉は、混浴ではありません。残念。
さて、温まったところで次の場所へ。
おっ!?
相泊温泉からさらに10kmほど北上すると、このような看板が。
どうやら、ここが舗装路の限界地点みたい。
ここから先は「自己責任で」とのこと。ヒグマの密集地だって。
この先を通っていくと、知床岬に到着する。
興味は大有りだけど、当たり前だがそんな場所に行ける装備などない。
好奇心だけで食べられるのは嫌なので、当然引き返す。
傍にある民宿に、「日本最北東突端地」の看板。
それにしても、よくこんな場所で営業しているなぁ。
よし、次は根室方面へ向けて一気に進もう!
「ぐおおお・・・腹が・・・」
次なる目標は、根室の納沙布岬。
日本最東端の岬だ。根室ならスーパーもありそうだ。
さて、一気に南下しよう。
霧雨と向かい風の試練を乗り越えつつ、道の駅知床・らうすへと戻る。
一昨日は、ここで夕方まで停滞していた。
軽く準備をして、南下していく。
セイコマで軽く補給していると、店員のおばちゃんに昆布を貰った。
乾燥昆布で、運転しながら食べるといいとのこと。やった!
後にこの昆布が悲劇を起こそうとは・・・。
根室市街へ向けて、国道を南下していく。
まずは、標津町へ向けて。
40kmほど山道を越える。相変わらず、アップダウンが多い。。。
昆布をバックバック食べていたのだけど、途中いきなり腹に違和感を覚える。
なんだなんだ?何か起こったか?
次の瞬間、突然腹にくる強い衝撃。
ーーーー<警戒モード突入>ーーーー
ドゴォォォォォン!!!!
艦長「こいつは・・・「ゲリ」だ!あの敵がやってきたぞぉー!!!」
副艦長「艦長!大変です!奴が・・・我が機体に侵入しましたァ!」
艦長「ぐぉぉぉぉぉ・・・・!こいつは・・・デカイ!!!」
※食事中の方は失礼
これでも、数々の試練を乗り越えてきた男である。
時にストッパなんかのドーピング剤にも手を出したが、自らの○門だけで戦ってきた。
が、ここ最近はすっかり平和ボケしていたのだ。
市街までは、あと少し・・・。
耐えてくれぇ、俺の艦船よぉ・・・!
副艦長「艦長!奴はすでにエンジン部を破損させ、艦長室に攻撃を開始しています!」
艦長「なんとかせんか!こちらは・・・進むだけで精一杯なんじゃあ!」
副艦長「艦長!ひとまず、不時着できる場所をGoogleMapで探されては!」
艦長「そんな・・・気力は残っとらん!前に進むしかないッ・・・!」
副艦長「きました・・・第一波です!続いて第二波!」
艦長「グォォォォォ!!!!耐えろ・・・耐えてくれェ!!!」
ただただひたすら漕いだ。坂は押して歩いた。
遂に、標津市街へ到着した。海沿いの公園があったので全力で走った。
予想通り、不時着できるスポットを発見した。ーーー我らは助かったのだ。
一回出てもまたすぐに腹を下すもんだから、もう一度トイレに戻っての繰り返し。
さすがにこの時は、自分の体を呪いました。元々腹を下しやすい体質。
やっと落ち着いてきたので、先へ進むことに。死ぬかと思ったわ・・・。
最高走行距離
できれば安静にしたほうがいい。雨も降ってくるらしいから、寝る場所を探さねば。
が、頭のネジが飛んだのか知らないけど、まだ走りたいという結論に。
絶対に行きたいと思っていた、野付半島に行くことに。
野付半島は、知床の下にあるホウキみたいな形をした半島のこと。
晴れていれば素晴らしい景色を味わえるのだろうけど、この天気である。
行く意味あったのか知らないけど、なぜか進みたかった。
晴れていれば、絶対綺麗なエゾカンゾウの大群。
気持ちとは裏腹に、どんどん霧がひどくなってくる。
さすがに海に突き出している半島のため、向かい風も非常に強い。
先端近くにある、ネイチャーセンターに到着。
トイレもあるし東屋もある。ここで寝てもよかったのだけど、まだウズウズする。
安静にしたほうがいいんだけどなぁ。仕方ない、再び戻るか。
それこそなんのために来たのかわからないけど、再び同じ道を戻る。
ここで寝ても、明日は雨なんだよね。
当分天気悪いから、いい景色は見れそうもない。
野付半島の付け根に到着した段階で走行距離100kmちょい。
ここから、さらに18km先の道の駅へ。
山道を越えて、到着した頃には走行距離117km。たぶん新記録。
道の駅おだいとうに到着したのだけど、まさかの日本一周チャリダー2人発見。
明日は、一体どうなる!?
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お久しぶりです(^^)トイレに安定して行けない僕たちにとってゲリラのゲリほど恐ろしいものないですよねwぼくも道の駅おだいとうで寝ました^ ^懐かしいな〜あと、根付半島じゃなくて野付半島ですよ
こしろーさん
お久しぶりです!
そう!ゲリラ以外の何者でもありません。おだいとうで寝たんですね!もう今や名古屋まで行っちゃってますもんね・・・早いなぁ。
野月半島か!修正しておきます!感謝です!