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【知床半島】知床峠(標高738m)に自転車で挑戦!【日本一周】

 

北海道といえば様々な観光地があることで有名ですが、その中でも「自然豊かな場所」として際立つのが知床半島ですよね。

道北に位置し、「野生の楽園」として様々な生物が生息しており世界自然遺産登録もされている場所で、頻繁にヒグマが目撃されることで有名です。

今回は、そんな知床半島を斜里側から羅臼川へ自転車で抜けようと、標高738mの「知床峠」に挑戦してみることにしました!ヒグマに襲われなければいいけど・・・(笑)

 

昨日の記事:サロマ湖でマラソン大会開催!3000人の選手と一緒に並走してみた。【日本一周】

 

道の駅はなやか小清水にて

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おはようございます!今朝は朝から知床半島へ向かうため、近くの「道の駅はなやか小清水」にてテント泊をしました。

 

ただ昨日はナイトランで夜遅くに到着したため、すっかり日が昇る時間に起床してしまいました。^^;

 

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さすが知床半島、オホーツク海に面しているだけあって、日が昇っていても寒いです。もうすぐ7月なんですけれども。

そんなときは、持参した袋ラーメンで温まります。美味しいー。

 

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知床峠へアタックするには最高の天候ですね!

これだけ日差しが強いと、ソーラーチャージャーによる充電も捗ります。早く行きたいです。

 

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本当、突き抜けたような青空ですね!素晴らしい天候。

早く出発したいものの、カビると嫌なのでテント類も干しておきます。

いよいよ荷物をまとめて出発です!

 

道の駅斜里へ

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結局、なんやかんや準備をしていたら11時前になってしまいました。道路が真っ直ぐに伸びている感じが、いかにも北海道ですね。

標高738mとはいえ、峠越えには時間がかかると思うので問題ですね。(笑)

まずは、次の道の駅・斜里を目指して進みます。

 

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JR知床斜里駅に到着です。

最近作られたのか、施設自体が非常に綺麗でオシャレです。この辺りは積雪量が多そうなので、冬場のメンテナンスが大変でしょう。

 

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JR知床斜里駅から徒歩数分で、道の駅斜里に到着します。本日の第一目的地ですね。

 

この場所もデザインに凝っていて、なかなかオシャレ。恐らく観光客が多いので設備投資に多めに費やしているのでしょうね。

しばらく昼食を食べながら、今後の旅のプランを練っていました。

 

 

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知床半島!見えた!いよいよ射程圏内に入って参りました。

 

北海道を一周して様々な観光地を回っておりますが、その中でもダントツで楽しみにしていた場所なので、一層テンションが上がります。

天候も最高にいいですしね!不足なしです。早く行きましょう。

 

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知床半島の斜里側から、知床峠の入り口にあたる「ウトロ」まで参ります。

まずは道の駅ウトロに到着しなければ。

 

 

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知床半島のウトロ側にある有名観光地、「オシンコシンの滝」。

今日は非常に観光客が多いのと、時間が迫っていたので早めに切り抜けて出発です。

 

あまり遅いと、ヒグマに襲われる危険性がありますからね・・・!

 

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しばらく進み、「道の駅うとろ・シリエトク」に到着です。

ここから先へ行くと、いよいよ知床峠に突入します。

 

実はこの時点で時間も迫っていたため、道の駅で明日までゆっくりしていく予定でした。が、明日天気が崩れてしまうようなので、この快晴のなか進むには今日しか時間がない!ということで、知床峠にチャレンジすることになったのでした。

現在時刻は15時!(笑)早く峠越えをしなければ・・・!

 

知床峠(標高738m)へ自転車で挑戦!

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そんなわけで、いざ知床峠チャレンジをすることになりました。

道の駅を抜けて、写真前方にあるつづら折りから知床峠のスタートです!

海抜10mもないところから、738mまで上がっていきます。頑張ります!

 

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知床峠突入直後、いきなりこのような看板が現れて観光客を驚かしてくれます。

個人的には、ぜひ一度見てみたいものですね。自転車だと下り以外は追いつかれてしまいますが。

 

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最初のつづら折りで、一気に数十メートルほど登ります。景色が素晴らしいですね。

 

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知床峠自体は勾配は大したことはなく、おおよそ5%程度の上り坂が頂上まで続くような形になります。

時間を気にする方は別として、ゆっくりゆっくりペダルを漕いでいけば、30kgの荷物を積載した自転車でもそれほど苦もなく登ることが出来ます。

 

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標高290m地点に到着。これで全体の3分の1程度でしょうかね。まだまだ道は続きます。

 

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途中でシカさんがお出迎えしてくれました。

知床峠は生命力に溢れていて、ゆっくりと自転車で進んでいると10m間隔くらいで辺りの草むらからガサガサと音が聞こえます。

これぞ、僕が夢見ていた知床峠です!そのうち、知床半島先端の「知床岬」にも行ってみたいものです。

 

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知床峠のシカは餌付けされているので、1.5mくらいまで近寄っても逃げません。

野生のシカというよりは、観光客慣れした奈良公園のシカのような雰囲気です。これはこれでじっくり観察出来るので、いいですけども。

 

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標高370m地点。全体の半分程度の標高まで登ってきました。

 

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さすがに補給&休憩なしで知床峠越えは厳しいので、少し自転車を停めてマヨネーズ食パンでエネルギー補給をします。

 

こんな場所で休憩していると、自然と幸せな気持ちになってきますね!さぁ、先を急ぎましょう。

 

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道路の背後にそびえる、勇ましい山。羅臼岳でしょうか?

 

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標高500m地点に到着!峠の頂点まであと少しです。意外と楽に上れています。

 

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知床峠から海を見降ろす。素晴らしい景色です。どんどん進みましょう。

 

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標高600m地点まで来ると、ちらほら残雪が見られました。

恐らく峠の頂上も残雪があるかと思うので、もうすぐゴールですね!ますます気合いが入ります。

 

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いつか、あの羅臼岳にも登山してみたいものです。

この辺りの山はヒグマだらけで無法地帯とも聞いたので、登山に慣れてから挑んだほうが良さそうですね。

この地点よりさらに先へゆくと、ある石碑が姿を現しました。

 

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おや・・・?これはもしや・・・?

 

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知床峠(標高738m)に到達ですー!

先ほどの石碑は頂上を表すものだったんですね。全く気づかなかったので、拍子抜けしました。

 

知床峠は観光客が多く、あっという間に囲まれました。(笑)

いかんせんこのような自転車装備で旅をしているので、良くも悪くも目立ちます。特にこのような峠に不意に現れると、たくさんの人は押し寄せてきて有名人を気取ることが出来ます。(笑)

 

50人以上には話しかけられましたね。(笑)大体、下記のような質問が投げかけられます。

 

「どこから来たの?」

「これからどこへ行くの?」

「今日で何日目なの?」

「これまで何km走ったの?」

「これまで何回パンクしたの?」

「学生さん?社会人?」

 

という怒涛の質問攻撃をかわしつつ、早く峠をくだらなければいけないので支度をします。

 

 

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知床峠の展望台です。美しい光景ですね!

野鳥を撮影しにきたのか、巨大な一眼レフと望遠レンズを構えている方がたくさんおられました。

さて、下山しましょう。

 

 

熱湯温泉「熊の湯」へ

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標高738mから一気に海沿いへと下っていきます。

ちょうど日差しの関係で、これから向かう羅臼側が日陰になってしまうため、日光が降り注いでいた先ほどとは違って一気に体が冷えます。

峠の下りは低体温症になりやすいので、注意が必要ですね。

 

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あまりに美しい、知床半島の景色。

思わず見とれて事故を起こしそうになります。それほど美しいです。

登りはそれなりに時間がかかりましたが、下りはあっという間に羅臼の街に到着する事ができました。

 

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知床峠といえば、羅臼側の知床峠入り口付近にある「熊の湯」が有名です。

ここは地元の露天温泉で、旅人には非常に人気の温泉です。「お湯が無駄に熱すぎる」ことで有名です。

地元の愛好会が管理している温泉なので、無料で入浴することが出来ます。ありがたいです。

 

 

お湯の温度は41℃程度ですが、熱い時はさらに2~3℃上がるそうです。

地元におっちゃんによると、新人さんが利用するときに温度を下げる目的で水を大量に入れてしまうそうですが、常連さんが来ると怒られるそうです。(笑)

ポカポカになったところで「道の駅知床・らうすまで移動し、テント泊をすることに。

 

ぜひ、これから北海道へ旅へ行くという方は知床峠にチャレンジしてみてください。素晴らしい場所ですから!

それでは!

 

 

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