「日本最北端の地!」と聞いて、ワクワクしない人はいないと思います。
これまで兵庫県から自転車でひたすら北上し、遂に宗谷岬の目と鼻の先までやってきました!
本日は、いよいよ日本列島最北端・宗谷岬へ自転車で挑戦です!
昨日の記事:【宗谷岬前夜】日本列島最北端のブランコと鉄棒とすべり台を制覇し、最北端の公園で寝る。
日本最北端の公園でテント泊
おはようございます。今朝は日本列島最北端に位置する公園、「宗谷公園」でテント泊をいたしました。
宗谷岬からは目と鼻の先にあり、早朝に到着したかったため朝の5時に起床し支度をします。
北海道を時計回りに回っている方は、朝一番に宗谷岬に到着したければこの公園で野宿をするか、いっそのこと宗谷岬でテント泊をしてもいいかもしれませんね!
日本最北端の地へ行く前に、景気づけにホッとコーヒーを飲みます。朝から飲むコーヒーはたまりませんな。
さすがに最北端の地、6月後半に突入しているのに異常に寒いです。そんな時はコーヒーが一番!
朝からいまいち天気が良くなかったんですが、準備中に天候が回復してきました。
これで思い残すこともなく宗谷岬を拝めるでしょうし、もしかすると樺太まで見えるかもしれません。
はやる気持ちを抑え、日光でテントを乾燥&消毒をしておきます。
さっさと出発したいんですが、これをしておかないとあっという間にカビが発生するんですよね。
現在はこのテントが僕の実質的な家となっているので、大切に扱います。
荷物をまとめて、宗谷公園を出発し宗谷岬へ行きます。
目の前に広がっているのは日本海ですが、宗谷岬を境にしていよいよオホーツク海に変わります!
いざ最北端の地へ!
日本最北端の地「宗谷岬」へ到着!
最北端の地・宗谷岬へは、宗谷公園から5km程度走ったところにあります。
ここまで来るのに、本当に大変な思いをしました。非日常の連続だし、衣食住も満足に得られない、トラブルも続出する・・・。
が!いよいよ日本の最北端の地までやってきたんです。晴れやかな気持ちで赴くことにしましょう。
宗谷岬へ向かっている途中、シカさんが現れました。
ごめんよシカさん!今はそれどころじゃないんだ!
海沿いを走っていると、段々と写真で見慣れた「三角形のモニュメント」が遠くに見えるようになりました。そして、段々と近づいてゆく・・・。
日本列島最北端の地・宗谷岬へ到着です!
ここまで、3400km程度一緒に走ってきた、自転車とともに撮影です。さすがに感慨深く泣きそうになりました。というか、少しだけ泣きました。
他の旅人さんは何も感じなかったという方もいるそうですが、これほど自力で移動したことを考えると色々と考えこんでしまいます。
やったぞー!ここまで自力で辿りついたー!
写真撮影をしていると、バスに乗った観光客が続々と集まってきました。
今回、朝早めに来たから誰もいない状態で撮影出来ていますが、普段は観光客でごった返すので簡単ではないとのこと。
宗谷岬でまったりしたい方は、観光客が来る前に早めに到着するほうが良いようでした。皆様も置きをつけ下さいませ。
せっかくなので、宗谷岬の周辺の施設を回ってみます。
樺太へいざ行かんとしている間宮林蔵の銅像と、太平洋戦争中に日本軍により撃沈されたアメリカ軍の潜水艦乗組員と、アメリカ軍の潜水艦によって沈められた日本の商船乗組員犠牲者を祀る平和の碑。
この場所はアイヌや樺太、そしてロシアなど様々な歴史が積み重なってできた場所ですね。北方領土問題など、日本最北端だけあって何かと外国とのやり取り・トラブルが多い場所です。
宗谷岬近くにある展望台より、広角カメラで撮影してみました。
これ、改めて見ると凄い景色ですね!地球は丸い!ということがハッキリわかる写真です。我ながら、素晴らしい・・・(笑)
ただし残念ながら、霧のためかサハリン島さえ見渡せません。残念ですね。
日本最北端の地。これからも様々な旅人がこの場所を訪れ続けるでしょうね。
「最北端に来た」ことを証明するため、お土産屋さんで「最北端ステッカー」を購入しておきました。
やっぱりこの場所に来たら、このステッカーを購入しないと気が済みません。
自転車がぶっ壊れて破棄されないかぎり、一生の宝物となるでしょう。
宗谷岬のすぐそばのお土産屋に備え付けられている、「流氷館」。
入場無料でマイナス10℃の世界を体験できます。さすがにオホーツクの冷気に晒されたあとなので、寒いです。(笑)
さて、十分宗谷岬を満喫したところで、再び出発します。旅はまだまだ続く。
北海道の最北端に到達したので、ここからは折り返して関西方面へ向かいます。折り返し地点まで来れると安心しますね。
宗谷岬へはバスや車を利用しても来ることが出来るので、ぜひ日本最北端へ訪れてみてくださいー!
それでは!