散髪屋のマスターの元を離れ、札幌市街へと向かった昨日。
大通公園で鳩を纏う男×雀を自在に操る男と遭遇し、札幌の有名所を回りつつ、
夜には教育談義。1日の内容が濃すぎて、逆に疲れたw
さて、今日は札幌に留まろうかと考えていたものの、先へ進むことに。
昨日と比較すると落ち着いた1日だったから、走りながら色んなことを考えてみた。
日本一周自転車旅、51日目のスタート!
昨日の記事:あなたは一体・・・!?鳩を体に纏う男×雀を自在に操る男が姿を現す。札幌・大通公園にて遭遇!
テント内引きこもり
大都市の欠点は、野宿をできる場所が少ないこと。
札幌も例外ではないが、幸い近くに人気の少ない中島公園があったので、そちらに宿泊。
途中歓楽街で有名な”すすきの”を通ったものの、観光する気力がなくスルー。
キャバクラとか風俗店がいっぱいあるらしいけど、大抵そういう場所は勧誘が多く、
自分には苦手なスポット。いや、もちろん行ったことないけどね。
とはいえ、健全な19歳の青年である。
後者はともかく、キャバクラは社会勉強として一度行ってみたいかも。。。笑
おはようございます!
こちらのトイレ裏のスペースにテントを張った。
昨日は3時間くらいしか寝てなかったので、今日は9時まで爆睡。
人が少ないことをいいことに、ブログ更新作業や情報収集に時間を費やす。
気づけば、お昼。マジか!テント内引きこもり最高!
いい加減準備して、さっさと出発しましょう。
今日は、とりあえず札幌でまだ回りたいスポットがあるから、そっちに行ってみよう。
プルルル・・・(ガチャ)あぁん?
まずは、公衆電話を探しにいく。
というのも、以前金沢に停滞していたとき、北海道から来た夫婦に話しかけてもらった。
札幌にいるからぜひ来てねと、住所と電話番号を渡されていたのだ。
せっかくだから挨拶しようと、電話をする。
といっても、現在音声通話の契約をしていないので、まず公衆電話を探すところから。
昔の時代にタイムスリップした気分。
あったあった!
さすが札幌駅前。都会だねー。
こんな自体も想定して、家にあったテレフォンカードをありったけ持ってきた。
使えるものは全部使う。資源を全て使い切る。
そうでもしないと、日本一周なんてできねぇぜ!
旦那さんの電話番号が書いてあったので、そちらへ電話する。
「プルルル・・・(ガチャ)はぁい?」
「あの、○○さんですか?米澤と申します!日本一周してるもので、以前奥さんに声かけてもらったんですが」
「あぁん・・・?・・・これ(奥さんに手渡す)」
ありゃ・・・なんか僕、機嫌損ねちゃいました?
ものすごく機嫌悪そうに話してたけど。
奥さんと話していたら、どうやら別の人と勘違いされていたらしい。ホッ。
以前と同様、今も旅を続けているので、まだ札幌には帰ってきてないらしい。
7月頃には帰ってきてるかも、とのことだったので、北海道回ったらまた連絡しよう。
さて、引き続き札幌観光と行きますかー。
牛「いたいいたいいたい!!!」
観光といっても、有名な場所巡りは飽きたので、本当に行きたいところだけ。
変人探しが思った以上に面白く、豊かな人が多いから、次から変人探しをしようと。
ブログ名、「変人探し日本一周」に改名しようかな。
カラスと牛。ここ、どこかわかりますか?難治度特A級。
正解は、北海道大学のキャンパス内。北大といえば農学部が有名だから、
キャンパス内にも牧場があるんだね~。
おもむろに、牛のケツを見上げるカラス。
どうした?繁殖期だからって発情したか?
カラスと牛の異種交尾・・・は聞いたことないなぁ。
パクッ!
ブチブチブチ・・・。
牛「いたいいたいいたい!!!」
ぎゃー!カラスが牛の尻尾の毛を引きちぎってる。
しかも、2匹で別の牛も襲っている。やめたげてよぉ!
遊んでるの?食べてるの?ただのいじめ現場にしか見えない。
北大のキャンパスは、思っていた以上に広かった。
大抵大学のキャンパスって広いもんだけど、ここまでとはなぁ。
自転車必須!
素晴らしい空間!
目の前には、はしゃぎあっているカップル。青春すなぁ。混ざっていいですか?笑
クリスマスは、なんとしても・・・「便所ケーキ」だけは回避しないと!!!
大学をグルっと一周する。
北大の中央にある学食は、一般の人間にも開放されている。
途中食堂を通ると、「日本一周!!!キャハハハ!!!」なんていう中学生の声。
集団で「頑張ってー!!!アハハ!!!」なんて言ってたけど、
お前らぜってーネタにしてるだろ。笑
「ちょっと違うかも」という感覚を大事にしたい
一通り北大を見て回ったので、キャンパス外へ。
色々考えた結果、札幌へは停滞せず、出発してしまうことに!
どちらにしろ、絶対また寄るしね。他の場所は、その時に見て回ろう。
見て回れなかった、すすきのエリアを通過。
昨日、大通公園で話したお姉さんとの会話を思い出し、悶々とする。
最近、一部の若者の間で「地域暮らし」「小屋暮らし」「自給自足」が流行っていて、
そっくりそのままではなくても、それに近いことをしたいと思っていた。
で、そのお姉さんにそのことを話すと、「私も将来自給自足するよー」なんて言ってた。
それそのものに興味があれば、「えー!ほんと!」と興味を持つはずなんだが、
なぜか違和感すら覚えた。あれー?なんでだろ・・・。
自給生活というと、「ある程度社会と断絶し」「周囲より自分に軸をおいて生活する」
イメージがあるんだけど、そうじゃないんだよなー。
それなら、「スーパーとかのゴミ箱を漁って、廃棄物だけで生活する」っていう、
海外の取り組みのほうがよほどしっくり来るんだよなw
ま、全部ただのイメージではあるんだけど。
一ヶ月間ゴミ箱から拾った食べ物だけで生活した実業家が全米で話題! – macaroni
移動しながら食べられる食品がなかったので、イオン様へ。
定番のマヨ食パン!
飽きるどころか、食べるたびに美味しく感じるという。
カロリー摂取ができて、それでいて安い。最高!
旭川に向けて、しゅっぱーつ!
今度は、昨日話していた教育談義の内容を思い出し、走りながら悶々とし始める。
昨日話をしていた人は、通常の公教育とは異なる学校で働いている。
大学にて教職を取っているのだけど、途中で学校教育に対して違和感を覚えたと。
どれだけ信仰しているものであっても、全てに裏表があるから、納得できないこともある。
同じ大学にいる人は、誰一人として現行の教育に対して違和感をもつことがないそうだ。
日本の教育は、「平等に格差がなく、万人に対し」義務教育を実施することができた。
だけど、「全ての子どもに」合わせようとすればするほど、「誰にも」合わなくなってくる。
すべての子に合った学校を目指すと、すべての子に合わない学校になる – はまちゃんブログ
日本を放浪している人間に、出来ることは少ない。
でも回っているからこそ、できることもある。
以前、旅中に新潟で出会った、小学生の女の子のことばを思い出す。
「大人のともだちができて、”よかった”」
敢えて問題を取り上げるならば、この発言が現行教育の1つの真理なのではと思います。
と同時に、旅人にもできることは、これだと思う。
日本一周を始めた理由はとても複合的で、「単純に楽しいから」という理由もあれば、
「地域の宝箱を見つけたい」「教育という分野に関わってきたけど、
一旦距離を置いて、頭の中を空っぽにしたい」という理由もある。
それでもこうやって悶々としつつワクワクしているのは、やはり好きなんだなぁと。
話しがあっちへこっちへ行っちゃったけど、少しだけ、
自分のやりたいことがハッキリしたということを言いたかったのね。
ちなみに、なぜ旅のブログなのに「どこどこへ行きました」だけでなく、
こういった内容を真面目に書いているかというと、今の日常に疑問を持ってほしいから。
悪い方向へでなくて、「もっと面白くできないか」そういう視点を持ってほしいと思って。
何かアドバイスできるほど経験もないし、そもそも自分自身が試行錯誤中なんだけど、
むしろその過程を見せることによって、考えてもらえるようになるのかなと。
誰もが同じ方向を向く必要はないけど、「もっと面白くできないか?」と考えて
行動する人が増えれば、今以上に素敵な世の中になると思いません?
つらつら、旅に関係ないことをやたらと長く書いてしまった。
こういう文章書くの、本当に楽しいんですよ。
つぎつぎ。
途中現れた、謎の看板。
40000kmってなんやねん。
突如便意を催したので(食事中の方失礼)急きょトイレへ駆け込む。
ひー!あぶねー!
もうちょっとで下着の中がこく○ろカレーまみれになるとこだったぜ。
この先にある道の駅まで行こうと思ったものの、もう暗いし、
この公園自体が非常に素敵な場所だったので、こちらに泊まることに。
お世話になりまーす!
今日の晩御飯は、シンプルにラーメン。
ほとんど走ってないから、お腹も減ってないのだ。
あっさりラーメンで十分な感じ。
さて、着る服も少なくなってきたから、洗濯でもしますかね。
かなり大変な作業なんだけど、焦らされない環境でじっくりやると、
これがまた、意外と楽しいんだよね。。。
では、今日のところはおやすみなさい!
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牛さんのしっぽは たぶん巣の材料になるんやと思うよ。
外側は木の枝や樹皮などの硬いもんで作るんやけど 内側に羽毛や動物の毛・柔らかい植物なんか ヒナのフカフカお布団に。
ちょうど巣作りのシーズンやと思う。
ボクさん
なるほど、これ巣の材料に使うんですね・・・。
ちょうど繁殖期ですからね、納得。
ただ牛さん、無理矢理千切られてちょっとかわいそう。笑
米澤様、お疲れさまです。
私が思うに人生観というのは、それぞれの年代別にあって然りかと思います。
多くの人生経験を積んだからといって、それが立派なこと何だとは私には感じられません。
このブログの内容が旅日記の趣旨から外れようが何だろうが、
貴殿の感じた事や思い浮かぶ言葉、すべてを文章にすればいいと思います。
このブログも旅もすべてが自分のための行為なのですから、奇をてらう必要もなければ、誰に遠慮することないと思います。
読者のご機嫌を伺いならがらの旅日記では、きっとつまらない内容で終わってしまいますよ。
おのずと必ず結果(順位)は着いて来るはずです。
トッキィさん
素晴らしいコメント、ありがとうございます!
とても共感いたしますし、本当にそうですね。
例えば人生観1つとっても、本来論でいえば、誰一人として”素晴らしくない”ものはないと考えています。
子どもでも大人でも、全ての人が「その人にしかできない」経験をしており、子どもだからといってバカにされることも、大人だからといって優遇されることも本来はしてはいけない、しないはずです。
ただ、もし全く価値観が異なる人がいるならば、それを直接伝えるのは難しいかなと思って、このような書き方をしてみました。
「旅に関係ないことを書いてしまった」と書いておきながら、全くそれについて悪びれる様子もなく、再び書いているのはそのためです。笑
ご心配、感謝です!
僕はあくまで、家族や友人がこのブログを見ていてくれる限りは、例えアクセス数が下がったとしても「自分の思ったこと」をそのまま書いていきます。
それが、自分の楽しみだと、ようやく最近気づけましたので。
今後も、ブログを見て気づいたことがありましたら、バシバシコメントいただけると嬉しいです!感謝!