偶然マクドナルドで作業をしていたら、元日本一周チャリダーと遭遇した昨日。
様々な秘境の情報を教えてもらう。同時に、今日挑戦する渋峠に関する情報も。
いよいよ、ここまで来たか・・・。
日本一周出発までに一ヶ月間引きこもっていたニートが、どこまで挑戦できるのか。
決戦の時ッ!!!いざ参る!!!
昨日の記事:俺氏、元日本一周ベテランチャリダーに遭遇し、宝の地図を授かる【20日目】
挑戦の朝
昨日は、ちゃんと海岸沿いで寝ようと思っていたものの、睡魔に負け公園で睡眠。
GW中だし、周囲に住宅街があるしでかなり早めに起床。
6時に起きたものの、もうすでに散歩されている夫婦も。
皆さん、朝早いですねー・・・。
早々に支度を済ませ、さっさと退散。
この場所で朝から火を起こすのも気が引けたので、砂糖紅茶は飲まず。
食パンにマヨネーズをかけ、カロリー摂取。
それにしても、マヨの消費量が尋常じゃない。
400g入りのものを130円程度で購入しているのだけど、
調味料・高カロリー食・油の代用品として使えるから、
買ってもすぐに無くなってしまう。
貧乏日本一周している人間には、欠かせないものだ。
業務スーパーは最強
出発する前に、食料を備蓄しておかないと。
唯一24時間営業しているスーパーで、朝早くからも営業している。
素晴らしい。食パン、かりんとう、チョコをいつもより多めに購入しておく。
さて、早速出発だ。
野尻湖方面へ向けて、足を運ぶ。
今回は、野尻湖を抜けて渋峠へ、その後は秘境を回り新潟に戻るコースを取る。
じっくり寝たいところだけど、朝から走るのも気持ちがいい。
通勤・通学している人の間を抜け、目的地へと向かう。
それにしても、朝から暑いな。
我らが味方、業務スーパーを発見。
この周辺にあることは知っていたのだけど、営業時間の関係でスルーしていた。
まさか、この場所にもあるとは。ちょうど開店し始めたところだったので、早速寄る。
マヨネーズ、もやし、ラーメン、バナナ等を購入。
もやしは16円で販売しているし、ラーメンは5袋で180円。
こういったところで工夫しないと、少額の予算ではとてもじゃないけど回りきれない。
駐車場からは、周辺の山々を眺めることができる。
あの頂点まではいかないにしても、相当な高さを登ることになるのか。
ちょっと、身が引いてしまうなぁ。
こんなコーナーがあったら、ついつい興味を持ってしまう。
一応店員のおばちゃんに声をかけ、頂く。
それにしても、北陸・信越辺りのお店やってるおばちゃんは本当に面白いなあ。
大好きだわ。
さて、買い出しも済んだことだし、再び出発しよう。
用務員さんのアドバイス
おお、なかなかの絶景。
後ろには立山連峰の山々が聳え、手前の広大な道路を走り抜ける。
じっくり眺めるのも、立ち止まって写真を撮影するのも、自転車にしかできない仕事。
早速道の駅を発見したので、立ち止まることに。
かなり広大・かつ整備された道の駅。
人も多く賑わっており、地元の人間らしき人も多い。
さて、なんのために立ち止まったかというと、
簡単な休憩の意味もあるが、一番は自転車の整備である。
以前、秘密基地に立ち寄ったとき、用務員さんにアドバイスをいただいた。
「キャリアのところに支えになる棒があればいいんだけど」
ふむふむ、なるほど。
以前からキャリアのグラつきが気になっていたのだけど、
棒の支えがあれば、多少マシになるらしい。
またこのキャリア自体耐荷重が10kmなのだが、すでに20km超の荷物を積載している。
耐久性を向上させるためにも、支えになる棒を取り付けたい。
少し前に100均でメタルラックの延長ポールを買ってきたので、取り付けてみた。
おお、いい感じじゃない!?
やっぱりマウンテンバイクは、野蛮でないと。これで野蛮さが増したでしょ。
グラつきもかなりマシになったし、これで山へ登れる!完璧だ!
道の駅の情報案内所内。
かなり内装も綺麗で、おみやげも充実しているように見える。
途中、おばちゃんが話しかけてきてくれた。
面白い人が多い。もっとおばちゃん達と話したいのだが。
この道の駅は旅人が立ち止まりやすいのか?
ひっきりなしに、ローディーやバイカーが足を止めていく。
途中、渋峠から来たというバイカーのお兄さんたちと話す場面も。
おっと、グダグダやっていたら、お昼が過ぎてしまったではないか。
ヤバい。ちょっと急がないと。
道の駅もほどほどに、先へと進む。
坂を越え、長野県へ
さて、まずは信濃町を目指します。
それにしても、暑いな!上までいけば寒く感じるんだろうけど。
気温はさほど高くない。ただ、太陽の照りつけが強烈すぎる。
うーん。周辺の雰囲気は最高だ。
ただ、途中からひたすら坂の連続で相当きつい。
これ、いつまで続くの!?
この表示・・・。
太陽の照りつけは強烈だわ、坂は終わらないわ、荷物はやたら重いわ。
本当に、なっかなか進まない。途中、何度か足を止めてしまう。
渋峠はこの何十倍も難しいんでしょ?どんな峠だよ・・・。
やっとの思いで、妙高高原へと到着。
途中、いきなり死にそうになっていたのだけど、ローディーの応援により復活。
ただそれにしても、進まない。1kmの重みが全然違う。
追い風だから、条件は最高なんだけど・・・。
これだけ暑いのに、ところどころ雪が見られる。
そして、大抵用水路の上にかかっている場合は、雪のアーチができていた。
上に乗ったら、完全に崩落するタイプだな。
それにしても、やたらと後輪が重いような気がする。
大抵このような場合、実は知らぬ間に坂の勾配上がってたとか、
向かい風が吹いていたとかいうことが多いのだが、ちょっと違う。
そういえば、お昼のときタイヤの空気が抜けていたことを思い出した。
その時は大丈夫だと思って放っておいたんだけど、それにしてもひどいぞ。
手押しのポンプで頑張って空気を入れたところ、スムーズに進むようになった。
よっしゃ!ただし、時すでに遅し。
現時点でかなり体力を使いきっている。
これ、最後まで持つのか?w
やっと長野県入り!
すごいなぁ、こんなところまで自転車で来てしまった。
田舎で全然人がいないなと思っていたのだけど、家の一角で子どもたちが遊んでいた。
いいね、こんな風景。写真ではわかりにくいけれども。
こんな場所で、思いっきり遊んでみたいなぁ。
まだまだ、上まで距離がある。
何度も足が地面につきながら、休憩しながら、上へと登っていく。
ひたすら、がむしゃらに・・・。
野尻湖で山菜採り
そして、ついに!
ブラックバス釣りのメッカ、野尻湖へと到着!!!
おお!ゲームで見た、あの世界が目の前に・・・!
野尻湖といえばあまりに有名だけど、まさかチャリで来ることになるとは。
しばし、感動して湖を眺めていた。
いっそのこと、湖畔にテントを張ってそのまま寝たい。
周囲には施設が豊富だ。
わりと、なんでも揃っている。
バス、サクラマス、ワカサギなんかが主によく釣れるようだ。
湖内にはそれぞれ漁業権が設定されていて、
釣りをする場合は禁漁期間を守りつつ、遊漁券を購入しなければならない。
1日700円。結構高いね。
本来、渋峠へ行く場合は野尻湖からは離れ、18号線を進む場合が多いと思う。
ただこちらとしては、出来るだけ眺めていたいので、湖畔沿いの道路を進む。
ここがまた、素晴らしい場所だった。
民家は多いけれど、たぶん別荘なのかな。
車の通りも多いが、この森の雰囲気は好きだ。
落ち着く。
かなり疲れてきたので、勾配のきつい坂が合った場合、
山菜を発見するという名の休憩を取ることが多い。
今日も、早速その技を駆使した。
こ、これは・・・!
山菜の定番、ゼンマイではないか!
辺り一面、斜面に生えている。
これは、取らないわけにはいかない!
一応人様の土地だと思うので、出来るだけ荒らさないように採取する。
山菜採り自体も、勝手にやるとグレーゾーンなんだってね。
ただの感情論だが、山菜すら規制されるようになったら・・・終わりだな。
結局、自転車のことなどそっちのけで、たくさん採取。
やった!楽しみが増えた!
それにしても、山菜摘みも下処理も料理も、全部楽しすぎるんだけど。
ちなみに。
ゼンマイの親方はこんな葉を備えています。
探すと、辺り一面こんな植物ばっかり。相当大量にあったのだろう。
林道を行く
もはやこの辺りで渋峠今日中達成は不可能だと判断、ひとまず道の駅を目指す。
距離はさほどないけど、坂がえげつないんだろうな。
途中道がないので、林道みたいな場所を走る。
左右を木々が囲むなか、自転車で颯爽と駆け抜ける。
クー!最高だね。
何かに目覚めそう。。。
林道を走る途中、まったく知らない土地にたどり着く。
こういう場所に、宝箱が落ちている可能性が高い。
観光地化されている場所よりも、一見何もなさそうな場所を見るのが好きだ。
「ある」ものほど、「ない」ことがある
「ない」ものほど、「ある」ことがある
そこに暮らしている人々が、生計を立てるときにたくさん工夫をしている。
いわば、この場所はその工夫の塊なのだ。
それが、面白くないはずがない。
途中の小さい池。
こういう場所こそ、釣れそうだ。
木々は、完全に高山地帯のもの。
いいねぇ、かなりマインクラフト感出ているんじゃない?
楽しい。
寝床を求めて
ひたすら登りが続いたあと、勾配7度の下りがしばらく。
この辺りは、本当にこういった坂が無駄に多い。
おっと!そろそろ日が暮れてきた。
早くどこかに逃げ込まないと・・・。
外灯がないので、恐怖の道へと変貌してしまう。
途中、道に迷って知らない方向に進みながらも、ようやくここまで辿りつく。
この先には、見た感じ都市が栄えている、
このまま行けば、道の駅到着だ。
都市部だ!
スッキリ暗くなってきたため、スピードを上げて目的地を目指す。
それにしても、ここまで来るだけでも相当遠かった。
最後の坂は、勾配4、5くらいの坂が永遠と続くルート。
もうしんどい!というところまで登り切ったところで、トラブル発生。
一部のパーツが破損したみたいで、うまく動かなかった。
これから、大丈夫か?
最後の国道では、あまり何も食べていなかったため、軽くハンガーノックのような現象に。
力が入らず、前へまっすぐ進めない。
それでも、無理やり押して道の駅に到着する。
普段からあまり食えていないので、この時間帯になると、
走行距離に関わらずエネルギー不足になってしまうのだ。
辛いもんだ。
それでも、なんとか自転車で進んでいく。
周囲は真っ暗、道の駅まであと少し。
体は動かないが、なんとしてでも先へ進む。
キタ━(゚∀゚)━!
ここだよここ!
ずっと、到着を待っていた場所。
完全に力を使い切り、無事に到着したのであった。
おかげ様で、かなり夜が遅くなってしまいそうなので、
明日はゆっくりと出発することにします。
では、夜の支度を済ませて、おやすみなさい。
日本一周ブログランキングに参加しています。
ポチッと押していただけると、当ブログのランキングが向上するだけでなく、
他の素敵な日本一周旅行者さんのブログを閲覧することができます。
ぜひ、お帰りの際はポチッと押していってくださいね。
頑張ってる姿を見て、俺も負けてられへんなー 沢山の人達の声援を受け、旅も順調みたいやし、何より楽しくやってるみたいで安心しました。これからも大変な事があるやろうけど、応援してるで頑張れ!!
え、兄貴?笑
オトンから聞いたけど、順調そうでよかった!
こっちは暖かいベッドが恋しくてたまらないけど、楽しくやってるよ!
こちらこそ!人生楽しみましょう!